ネギま！解説～魔法の難易度～ [ネギま!]
皆さん ボッヒゃ～、ボヒゃまげです。
某私立大学M受験を終えてきた今日この頃、皆さん如何お過ごしでしょうか。
そのせいで日記更新が若干滞ってしまいましたね。
今日は眠いので以前に書き溜めておいたネタを投下です。
さて、久々にネギま考察ネタです。
17巻の巻末解説に『燃える天空』の説明がありますが、そこに『おわるせかい』より難易度が低いと書いてありました。
これは『おわるせかい』を初めとした氷属性の魔法が熱力学第二法則に反するためらしいです。
そこで今回はそれぞれの属性の難易度について考察して行こうと思います。
ちなみに光や闇といった魔法は今回は除き、作中でよく使われている氷・炎・雷・風について考えます。
以下、内容に不備があるとの指摘を受けましたので、それでも読むと言う方は続きからどうぞ。
まず『難しい魔法』の定義ですが魔法も自然界に存在するものであるためある程度物理法則に従ったものにならざるを得ません。
逆に言えばそれに反すれば反するほど難易度が上がる、という基準で考えて行きます。
では先述の氷について考えましょう。
その前に『熱力学第二法則』とは何ぞや？ と言う所から話します。
簡単に言えば『熱は熱量が高い所から低い所に移動する』と言うもので、考えてみれば至極当たり前の事です。
熱い物を寒いところに置いておけば熱い物から熱が逃げていくわけで、逆はありえません。
ですが、これが曲者。
と言う事はつまり、同じ温度の空気の中でも熱のやり取りは無いと言う事。
さらに言えば、一定範囲の空気の温度を極低温に下げる事によって空気中の水分を凝固させ、氷を発生させる魔法は物理学上不可能、という事になります。
つまり、物理法則をひっくり返すわけですから氷系の魔法は相当高度な魔法という事になり、それを扱うエヴァ様はかなりのテクニックを持っているという事になります。
それとは逆に炎属性の魔法は比較的簡単です。
空気中に炎を出す事はマッチやライターでも可能ですから、まして魔法では簡単に違いありません。
第一、魔法使いが最初に練習する魔法が火をともす魔法ですから難しい訳がありません。
まぁ、最初に火をともす魔法を練習するのはプラトンの『万物の根源(アルケー)は火である』と言う言葉にも由来するものでもありますけどね。
余談ですが、魔法における火という物は水や空気と同じある種の物質であり、酸素と炭素の反応による物ではないので水中でも使えるそうです。
次はネギの得意魔法その１、雷です。
雷も恐らく炎と同じで簡単な部類に入るでしょう。
なぜなら我々の世界でも似たような事は起こっているからです。
身近な雷と言えば、そう静電気。
簡単に言えば雷系の魔法は静電気の発展系と考える事が出来ます。
ここで豆知識ですが何故全然静かじゃないのに『静』電気なのか？
簡単に説明すると電気と言うのは普通、電流となって動いている状態にあります。
ですが、二つの離れた物体に＋の電子(陽子)と－の電子に(主にこすれあう事によって)それぞれ分かれて帯電し、止まった状態になる事があります。
これが再び触れ合うと放電し、ビリッと来るわけです。
これが静かな電気、つまり静電気です。
さて話がずれましたがラスト、ネギの得意魔法その２、風の魔法です。
しかしこれがまた厄介な代物。
自然界の風と言う物は大きく分けて太陽熱による空気の膨張や地球の自転により起こってます。
これを行うことは氷を作るとか言うレベルを超えているので、恐らく魔法では魔力によって空気の流れを作り、『風』と言う物質を得ているのでしょう。
魔力を動かす事によって空気の流を作るわけですから実際動かしているのは魔力そのもの。
と言う事は他の３つよりも物質を発生させるために必要なエネルギーは少ないはず。
つまりこの四つの属性に限り難易度の順位をつけるならば難しい順に氷・雷・炎・風と言う事になります。(炎と雷は微妙ですが)
ですが、ここまでは恐らく精霊やそれに順ずるものの仕事。
これによって得られた物質を使って魔法を使う際に呪文が必要となるのですが、それについてはまたの機会に。(ってか眠いｗ)
ちなみに高校生程度の物理知識なので間違っている所があれば指摘お願いします。
以上、高校で物理と倫理をかじったボヒゃまげがお送りしました～。
てなわけで、また明日～。
まあ風程度なら僕でも操れるからね＾＾
by tarako_2 (2007-02-06 17:17)
ならばボヒゃまげの氷で打ち返してあげましょうｗ
by ボヒゃまげ (2007-02-07 00:23)
物理学的には「間違っている所があれば」以前に、全然ちがうんですが。
熱力学の第二法則に対して貴方には誤解があるように思えます。
熱力学の第二法則ゆえに、火の魔法より氷の魔法の方が難しいと
私は考えています。
また、風や雷についても細かい間違いがあります。
（でも、長くなるので詳しい説明は割愛！）
by 笛あおい。 (2007-02-07 21:23)
＞笛あおい。さん
ご指摘ありがとうございます。
一応色々調べてから書いたのですが、間違った内容を書いたことは申し訳ありません。
やはり、なれない事はするものではありませんね。
ですが、知識不足で内容の訂正も出来ませんし、かといって記事を消すのもどうかと思うので今回は『続きを読む』に隠す事にしたいと思います。
以後気をつけます。
by ボヒゃまげ (2007-02-08 00:51)