長門SS第五話 [ハルヒSS]
前回のあらすじ:ハルヒがメイド服で乱入してきやがった。
「あったりまえじゃない! いちいちこっち来てから着替えるのメンドイし、第一掃除するならメイド姿に決まってるでしょ!」
一体どこに掃除時間中にメイド服を着ている事が決まっている学校があるのか、小一時間問いただしてみたい気もする。
「そんな事より、みんな大分イイ感じになってきたと思うけどまだ一押し足りない気がするのよねー。」
ただでさえこんな所に身を置いているせいで変人扱いされているのにそれに拍車を掛けるような自分の行動を『そんな事』で片付けたハルヒは含みのある笑みで部室内を徘徊している。
やめろ。お前の『その』顔と俺の嬉しい出来事が繋がったためしはただの一度だってありはしない。
「と、言うわけで、これから本物のメイド喫茶に乗り込むわよ!!」
乗り込むと言う表現が適切に使われているかどうかについてはこの際置いておこう。
ハルヒの場合乗り込むと言ったら必ず乗り込むのだ。
それよりもこの文章の中で聞き捨てならない箇所がある。
………これから、だと?
「何よキョン、『善は急げ』って知らないの?いい事は早めにやった方がいいのよ。」
お前こそ『急がば回れ』と言う言葉を知らんのか。
と、こんな事を千里の道を一歩でピョンと飛び越えそうなハルヒに言っても無駄な事は重々承知している。
だったら無駄ついでにもう一つ訊いてやろう、当然着替えて行くんだよな。
「そんなことしてたら日が暮れちゃうわよ。大体敵陣に乗り込むのに戦闘服も着ないで突っ込む兵隊なんていないでしょ?」
やれやれ、やはり無駄だったか。
いくら太陽があせった所でいたいけな朝比奈さんの純真無垢なメイド姿を衆目の元に晒すのを防ぐくらいは待ってもらってもいいだろうに。
それにメイド喫茶は敵じゃないだろうが。
ワロタw
とりあえずハルヒ萌え単!
by ^^ (2006-11-24 21:10)
それはどうもです。
続きはそのうち書くと思いますので気長に待って下さいw
by ボヒゃまげ (2006-11-25 01:07)